渡航編その2.
無事飛行機に搭乗。席は広く、三人席に1人で座れました。この理由は後で明らかになる(?)のですがそれは後ほど....
長文になるので読んでられぇねぜって方のためにダイジェストでお伝えすると以下の通り。
不可能なトランジェット時間で見事に乗り過ごす➡︎ネットの繋がらないIstanbul空港➡︎乗り遅れた日本人二人と一緒にラウンジでVIPな時間を過ごす
教訓は
(1) 2時間より短いTransfer時間の航空券は買うな。
(2) 積極的に仲間を見つけろ
(3) イスタンブール空港ではラウンジへ避難
の3本です。
フライト IST-->PRG
まずは映画チェック... おお!ラインナップ良いな!
Transfer (トランジェット)
問題はトランジェット。元々トランジェットの時間は一時間10分ほど。そして我々がトランジェットのIstabule 空港に到着したのはBording timeを10分ほど過ぎた時間でした。ん?これ間に合うのか?でも流石に間に合わない航空券、売らんだろ...もしくは飛行機の出発遅らせる..よな普通?などと考えつつみんなの後ろをついて乗り換え場所へ向かうことにしました。
ようやくTransferへ到着。この時点で飛行機出発40分前。
でも一緒に乗っていた人もたくさんいる。そしてここを通るほかない。不安を抱えたまま並び、検閲を超えました。
ええ、なんと飛行機出発5分前に。。
走りましたとも、もう猛ダッシュですよ!しかもよりによってA1Bとかいうよくわからない搭乗口だし、とにかく端っこにあるっぽい。看板には LAST CALLの文字が。
日本やオーストラリアなら呼び出しがあるんでしょうが、ないので飛行機の出発自体を遅らせているのではという期待と共に発着ロビーへ突進。そして奇跡的に出発1分前に間に合いました(間に合ってない)。
なのに、もうゲートが閉まっている!。
なんでよーーーアナウンスもないしLAST CALLって書いてあんじゃん!CALLしてないじゃん! 途方に暮れて隣の出発ゲートの係員に「これ乗りたかったんだけど!」と話しかけるも、「あ〜もうだめだね〜」しか言ってもらえず、「いやそんなこと言われても困る!なんとか!だってまだ時間前だよ?」と話しかけるもガン無視。まじ態度悪いな....忘れないぞあんにゃxxxx .
態度の悪いにーちゃんは見限って、優しそうな別のおにーさんへ声をかけます。「あの、これ乗りたくて、でも乗れなくて、飛行機が着くのが遅くて...ゴニョゴニョ」
するとおにーさん「まず、落ち着いて」とゼェゼェ息切らしているちっこいジャパニーズを優しくなだめ「上に行くとTurkish airのチケット交換窓口があるから、別の便に変えてもらってね」と教えてくれました。態度のわるいアヤツとは大違いだぜ....にしてもこれだからあんなに飛行機空いていたのね...
もう慌てても仕方がないので、ゆるゆると言われたカウンターに向かうと長蛇の列が。みんなやっぱ乗れてないじゃん。並んでいると2人組の日本人の方を発見。どうやら彼らもプラハへ行くようなので、「どうなりましたか?」と声をかけてみると 6:55分発のフライトが15:50に変更とのこと。え、おっそ....そんなに便ないのか..... 今から8時間もあるんだが。自分の番になり、やはり同じフライトを指定されました。「もっと早いのない?」と聞いてみるも撃沈。まぁ予測はしていたけどサ....
お世話になるラボのPIが迎えにきてくれる予定だったので(優しい、神)、ボスにトランジェット失敗を伝えるためにwifiを試すも、つながらず。イスタンブール空港はWi-Fiをつなげるために電話番号を登録してSMSを受け取る仕組みなのですが、
私キャリア解約したじゃん....
SMSが届かず撃沈。なんとかWi-Fiのつながる店を探すためキョロキョロしていると、先ほど声をかけた二人組の日本人の方々を発見。状況を話すと、彼らが自分達の電話番号を使って私の携帯のWi-Fiを繋げてくれました( ; ; )この太郎さんと次郎さん(仮名)のお二人は3日間プラハに滞在し、大学で最新の手法を学びに行くそうです。彼らのおかげで無事ラボのPIに連絡がつき、大丈夫よ〜私もやったことあるわ!とのお返事をいただき一安心(優しい、神)。太郎さんと次郎さんとは境遇と専門が似ていたので仲良くなり、やることもないのでみんなでラウンジに行くことにしました。なんと空港のWi-Fiは一時間で切れてしまい、その後はお金を払わないと使えないという...なんてケチなんだ....
がしかし、このラウンジが最高だった。
ラウンジへ避難
イスタンブール空港にはラウンジがいくつかあるのですが、このiGA LOUNGEは6時間滞在可能、食事はでるは(トルコ料理、何を食べても美味い)ビールは飲めるわ(トルコビール)、wifiとコンセントあり、と快適空間です。6時間以内なら再入場もできます(おそらく6時間をすぎると入れなくなる)。一人6時間で料金5,000円くらいですが、背に腹は変えられぬ。まず避難じゃ。
中は広くて席もたくさん。ここでBording timeまで粘ることにしました。そして、なんと、太郎さんは大学の先生だったのですが、ラウンジ代を払ってくださいました...なんてこった、この御恩決して忘れません( ; ; )
我々は朝イチでいたので余裕で入れましたが、昼になると混んできて最終的には列ができていたそうです。なんだかんだ私は運に恵まれているなぁとつくづく思います。
少しSIMカードの話。
ここで日本で買っていたThreeというメーカーのSIMカードをSIMフリーの私のIphoneに差し込んでみました。
こちらは元々ヨーロッパ用で、チェコに到着した時のために買っていたものです。トルコでももしかしたら通じるかもという願いを込めて挿入。すると差し込んですぐ「検索中」表示の後に電波が経ちました。特になにもする必要はありませんでした。が、流石にトルコでは厳しいのか、結局ほぼネットは使えませんでした。(チェコについた後は問題なく使えました。)
Bording tiem が近づき、ゲートが掲示されたので搭乗口へ向かいます。その前に少し時間があるのでチェココルナへ両替。2Fのお土産売り場がたくさんあるフロアの中央あたりにあるGlobal Excahgeで日本円 --> チェココルナへ両替できます。ただしここでもコルナは珍しいらしく、本部へ連絡してコルナを取り寄せていました。10分くらい余裕を見て両替した方がいいです。ちなみに空港ではユーロが使えます。
イスタンブールからチェコへ
Boding time を20分ほどすぎて搭乗口へ到着。チケットを見せるとワクチン摂取権(ワクチンパスポート)の提示を求められました。またワクチンの種類についても聞かれました。なにやらスタッフ同士でワヤワヤしていたので心配になりましたが、無事登場できました。
飛行機は小型ジェットでフライト時間は2時間半ほど。隣にチェコ人の高齢のご夫婦が座っていました。男性の方が私の座席のシートベルトを使おうとしてた微笑ましいアクシデントにより和やかな雰囲気となり、話しかけてくれたのですが、残念ながら英語は通じず...私もチェコ語わからん....悔しいので帰るまでにはできるようになっていよう。最低限のコミュニケーションは取りたい。Budu se učit česky (間違っているかも).
そしてすぐ出てくる機内食。これが一番美味しかった。よくわからんスパイシーなハンバーグと、バターで炒めたエスニック米でした。うん、Turkisy Airlineは好かんがトルコは美味しい。
そしてついに、ついに、到着....18:30 とかだけどまだ明るい。
後から聞いたのですが、荷物は間に合わないので15:50の我々と同じ便で届くのだとか。じゃあ早くついてても結果同じだったじゃん...なんだそりゃ。そんな航空券売るなー!!
TransferするとT1に到着します。PIが無事迎えにきてくれ、宿泊先であるAirbnbへ車で向かいました。ちなみに電車だとプラハ中心地まで1時間以内で着きます。タクシーを使う場合は、空港の周りに泊まっているタクシーはぼったくりもいるので気をつけましょう。できればインフォメーションセンターかネットで予約するのが安心です。
さてこれで一安心。Airbnbでゆっくり寝よう...と思っていたものの、ここでも一悶着...続きは次の記事で。