とんこつたんのブログ

理系ラボで思ったこと考えたことから趣味の話まで/ チェコでの留学体験記

1泊2日博多旅行~その1大宰府~

九州大学へ院から移った友人へ会いに博多へ遊びに行きました。

大阪から往復こだま(片道5時間...!)で向かいます。

こだまをつかったのはそのほうが料金が安かったからです。

時間がない人にはお勧めしません。

 

朝7時半に大阪を出て、博多に到着したのが12時半ごろ。

ここからまずはお昼ごはん!

お昼

博多といえば博多明太子~

 

 

というので行ったのはこちらのお店、元祖はかためんたい重を食べられます。

博多駅から空港線博多駅から2駅先の中州川端までいき、そこから5分ほど歩いたところにあります。

こちらはめんたいこのつけ麺も人気。どっちにするか選べない人はめんたい重とつけ麺どちらも食べられるセットもあります。こちらは女性だとかなりおなか一杯になります。

入口で辛さを選ぶ札を選んで店内へ。

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辛さを選ぶ札

この日は土曜日でしたが、13時に並び始めて10分ほど待つと中に入れました。

お店の中はシックでモダンな雰囲気。二階もあり、なかなか広い店内です。

私はめんたい重をオーダー。たれをかけていただきます。

めんたいこと海苔とたれがいい感じ~( *´艸`)

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めんたい重

あっという間にペロリとたべてしまいました。

 

大宰府

はらごなしもできたところで

大宰府へ観光しに向かいます。

大宰府天満宮といえば、学問の神様として有名な菅原道真が祭られている受験生に大人気ですね。

中州川端駅から、電車で40分ほどの距離です。

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大宰府

大宰府は令和の由来になった歌とゆかりのある地。

令和のもととなったのは万葉集に収められた「梅花の歌三十二首序文」の以下の文言です。

初春の令月にして(しょしゅんのれいげつにして)、気淑く風和ぎ(きよく かぜやわらぎ)、梅は鏡前の粉を披き(うめは きょうぜんのこをひらき)、蘭は珮後の香を薫ず(らんは はいごのこうをくんず)。

この歌は大宰府で行われた「梅歌の宴(ばいかのえん)」を記したものと言われています。

以下大宰府市のコメントです。

 

この「梅花の宴」を主催したのは、万葉集の選者である大伴家持の父であり、奈良時代初頭の政治家としても有名な大伴旅人です。氏は、神亀4(727)年頃、大宰府の長官(大宰帥・だざいのそち)として赴任し、天平2(730)年に大納言に昇進し都に戻りますが、同年正月13日に、大宰府の役所が管轄した西海道(さいかいどう・九州)の官人たちを、自らが住まう邸宅に招き、この宴を開きました。このとき詠まれた32首のうち11首は、市内各地に歌碑を設けております。なお、旅人の邸宅についてですが、旅人本人が詠んだ別の和歌には、丘陵とともに邸宅があったと推測されており、これに基づくいくつかの説があるところです。
歌碑をさがすのも楽しそうですね。今回は全く見て回る暇はありませんでしたが...駅に着くとすぐにお土産街が大宰府天満宮まで続いています。

 3月ごろにやっているウソを取り換えるお祭りも有名ですが、それにちなんだうその餅も売っています。(シソ味)

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うそのもち

明太ミルクなんていう訳のわからないアイスも発見。

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めんたい味のアイスキャンディー!?

さて、天満宮に入ります。入口入ってすぐは令和天皇ご即位の祝いが飾られています。

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天皇陛下御即位のお祝い

さわったところが良くなるという、よく見るタイプの牛(元も子もない言い方)、御神牛(ごしんぎゅう)様です。頭がてっかてかでした。

この牛さんは由緒があって、菅原道真の遺骨をのせた牛がここで立ち止まったことから天満宮ができたとか。

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御神牛

 

そのまま道にそって本堂へ。ここがまた素敵なんです。太鼓橋、平橋、太鼓橋からなる3つの橋を渡ります。これらは、それぞれ過去・現在・未来を表しているそうです。

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御神橋

橋を渡り切ると楼門。天皇ご即位に即してなのか、ねぶたが飾られていました。

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楼門

楼門を通ると御本殿。ちょうど七五三でおめかしをしたお姫さんと殿方がたくさんいました。

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御本殿

御本殿は一度消失しているそうですが、そのルーツは古いです。国の重要文化財にも指定されています。

919年に左大臣藤原仲平(ふじわらのなかひら)が醍天皇の勅令を受けて御本殿を造営しました。その後兵火などにより数度焼失しましたが、筑前国小早川隆景こばやかわたかかげが5年かけて造営し、1591年に竣工したのが現在の御本殿で国の重要文化財に指定されています

 こちらは左遷された菅原道真を思って都から飛んできたという伝説の残る飛梅

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飛梅

主人を思って飛んでくるなんて、いじらしい。しかし都を離れるに際して道真が庭の木々たちに読んだ歌もまた切なく素敵です。

東風(こち)吹かば にほひをこせよ 梅花(うめのはな) 主なしとて 春を忘るな
           ───初出。寛弘2- 3年(10051006年)頃に編纂された『拾遺和歌集』巻第十六 雑春。
東風ふかば にほひをこせよ 梅の花 あるじなしとて 春なわすれそ
           ───「春なわすれそ」の形の初出と見られる。治承4年(1180年)頃の編纂と考えられる『宝物集』巻第二。
現代語訳:東風が吹いたら(春が来たら)芳しい花を咲かせておくれ、梅の木よ。大宰府に行ってしまった主人(私)がもう都にはいないからといって、春の到来を忘れてはならないよ。

 来た道を戻り、境内を散策します。梅の時期(2月)ごろはさぞかし美しいことでしょう。

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梅庭

なんと奥には遊園地もありました!

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だざいふ遊園地

帰りがけに梅ヶ枝餅を頂きます。焼きたてでおいし~い!あんこの甘さがちょうどいいです。結構おなかがいっぱいになります。

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梅ヶ枝餅

福岡タワー

さて大宰府を後にして、お次は福岡タワーに向かいます。

7時に晩御飯のお店を予約していたので、それまでに登ろうという予定。

サザエさん通りを通って天神駅からタワーへ向かいます。

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長谷川町子先生とサザエさんの像

ところどころにサザエさん由来の像とかがあってほっこり。

この辺りは美術館があったり公園があったり、昼間歩いてもよさそうです。

スタイリッシュできれいな街です。

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福岡タワー

 

何とかタワーが見えてきたところで、帰り用のバス停を探していたらなんとタワーに上っている時間が無くなってしまいました(笑)。

上るのはあきらめて、海のほう行ってみることに。

カップルで来るとよさそうないい雰囲気の海浜公園がありました。

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福岡海浜公園

夜は福岡タワーがライトアップされていてきれいでした。

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よるの福岡タワー

ここから夜ご飯を食べにバスで市内へ戻ります。

夜ご飯

よるごはんはもつ鍋です!

博多はもつ鍋も有名ですよね。

今回行ったのはもつなべ「おおやま」

 

もつなべの味が醤油、みそ、水炊き風から選べます。

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もつ鍋

もつはふわふわでおいしい...!ビールとあう~!

モツや野菜は追加も可能です。

 

本日はここまで~。

友人のおうちにお邪魔して一泊します。




参考:

 http://www.city.dazaifu.lg.jp/admin/important/14987.html

https://tabicoffret.com/article/76637/index.html

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A3%9B%E6%A2%85