とんこつたんのブログ

理系ラボで思ったこと考えたことから趣味の話まで/ チェコでの留学体験記

PowerPointのテクニック

図形をスムーズにする

頂点の編集を使う

1)画像を選んで右クリック
2)頂点の編集を選択
3)ハンドルを使うことで丸みを調整できる

ネズミをパワーポイントで書く

1)何もなしから作るのは大変なので写真をフリーフォームでなぞる
2) 図形を選択して 頂点の編集 3)線をスムージングして完成

配色

人が一度に認識できる色は一度に5色ほど
シンプルにするにはベースをグレーや黒、目立たせたいところに色をつける
スキオール空港の構内ずはわかりやすい 無彩色を活用する

スライドは3色で決める

基本的には無彩色で目立たせたいところだけ色をつける
例)オレンジ(ベース)グレー、ミキドリ(アクセント)

矢印は目立たせすぎない

  • 色をつけない
  • フツドリをしない
  • 形はなるべく変えない
  • 遠くまで伸ばす矢印は、矢印が目立ってしまうので避ける

鮮やかすぎる色は明度を下げる

  • デザインテンプレートは多々あれど無地推奨
  • トーンを下げるとみやすくなる

配色

  • 色彩以上では赤と緑が茶色っぽく見える。区別がつかない
     マゼンタと緑は青と黄色みたいに見えるのでOK
  • 基本コントラストがあれば読みやすい。グレースケールにして確認する
  • 色相さよりメイドさで伝える
     Ex) グラフや投稿線など。Resolution map とかもこれがいいかな!
  • グラフの凡例を外に出さずに、グラフの線を直接指し示すとわかりやすい

図解(フローチャート

  • key word は図形で囲み、つなぐ
    横に並べる→左から右の流れ
    縦に並べる→上から下の流れ
    ** 三角形に並べる→対等な関係
  • 矢印の太さを変えると強調できる。視線の流れを作れる

書体

和文推奨書体はメイリオ

  • 2007年Goodデザイン賞
  • 附属英文もわかりやすい
  • Mac Windowsどちらも対応

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メイリオ

英文推奨書体はArial or Helvetica

  • Mac Windowsどちらも対応
  • 世界で一番使われている書体Helvetica
    f:id:tonkotutan:20191101103717p:plain
    Arial とHelvetica
    ゴシック体はPPデフォルトだけど、太字で差がつけにくい

科研費や学振書く時

  • 田中先生はMS明朝体とTimes
  • 強調させたいところは太字
  • キーワードは下線

文字サイズ

本文

  • 印刷 9pt 〜
  • Web 14pt 〜
  • スライドポスター 23pt 〜 (最低20pt)
    **タイトルは80pt〜
  • 聴衆の年齢の半分の文字サイズを、と覚えておくとわかりやすい

スライドサイズは

  • タイトル44 pt 〜
  • 本文20 pt 〜

行間

  • 和文では1.1-1.2倍
  • 英文では1.0倍
    スライドは箇条書きの方が分かりやすい。
    一行の長さは15-30字程度が読みやすい。

レイアウト

  • 左から右、上から下に読む
  • Zパターン(じっくり読む)かFパターン(webなどでささっと読む)で視線が流れる
  • 整列は左揃え推奨
  • 行頭にインデントはつけないほうが見やすい
  • 見てほしい情報は大、そこから中、小と文字のサイズを整理する(より意識的に
    ** ポスターでは演題を大きく、まず目を留めてもらえるようにする

参照

筑波大学芸術系教授 田中佐代子先生
著書 PowerPointによる理系学生・研究者のためのビジュアルデザイン入門, 2013, 講談社

tsutawarudesign.com

その他

無料でダウンロードできるピクトグラムのサイト https://icooon-mono.com/