学振が採用されると、次は様々な書類の提出が必要です。
事務から連絡が来るもの
申請者自身に連絡が来るもの
の2つがあるほか、
紙媒体での新異性
WEB上での申請
があり、また申請提出時期がずれているためわかりにくい。 また、途中に特別研究員奨励費の申請の連絡も来るため、余計ややこしい。
以下では、時系列に沿って実際行ったに申請書作成の流れを示しました。(覚え書)。
やることリスト
- 誓約書に同意 (3/4まで)
研究遂行経費 申請 (3/31まで)
住所登録 (3/31まで)
銀行登録 (3/31まで)
特別研究員奨励費申請書の作成、提出 (2/10まで)
扶養控除申請書郵送 押印 (4/8まで)
DC資格証明書 (4/8まで)
在学証明書(4/1以降のタイムスタンプで) (4/8まで)
ざっとした流れ
採用手続きの連絡が日本学生支援振興会からくる(1月)
↓
電子ポータルサイトへ行き、誓約書に同意(1月)
↓
採用手続ポータルサイト上で登録 (1月中に申請済、ただし締め切りは3月末)
↓
扶養控除申請書用意
↓
DC資格証明書を印刷、研究機関へ提出
↓
特別研究員奨励費のメールが来る(1/21)
↓
特別研究員奨励費の作成、提出 (2/10〆切)
↓
在学証明書を印刷(4/1以降)
↓
扶養控除申請書
在学証明書
を郵送
申請書の詳細
以下、締め切りをかっこで、実際に作業を行った月をその右に記載しています。ご参考までに。
採用手続き連絡および誓約書への同意 (3/4 まで)-->1月
【日本学術振興会】令和年度(**年度)採用分特別研究員の採用手続について(事務連絡) のメールが日本学術振興会から直接メールが届く(2021.1.13)
電子申請システムにIDとパスワードを入れてログインする。この時に誓約書に同意するか否かの確認画面が出るので、同意する。
同意すると確認メールが届く。これで1つめ(黒)クリア。
日本学術振興会 特別研究員募集・採用担当です。
特別研究員 採用手続ポータルサイトにて、誓約書への同意が完了しました。 引き続き採用手続についてご対応よろしくお願いいたします。
※本メールは「特別研究員 採用手続ポータルサイト」より自動送信されております。
採用手続ポータルサイト上で登録(3/31まで) -->1-2月
採用ポータルサイトに行き、ログインします。
研究遂行経費 申請 (3/31まで)
住所登録 (3/31まで)
銀行登録 (3/31まで)
を電子申請で行います。登録すると自動返信メールが来ます。
研究遂行経費の申請有無 (3/31まで)-->1月
申請するかしないか、悩ましいところですが私は申請しました。 その際、 biokenkyu.hatenablog.com を参考にさせて頂きました。
扶養控除申請書作成 (4/8まで)--> 1月
ポータルサイトから書式をプリントアウトし、こちらは郵送。
特別研究員奨励費の作成、提出 (2/10まで)-->1-2月8日
特別研究員奨励費の作成をします。
こちらはすべてweb上で作成可能です。
科研費電子申請システム上で作成し、「確認完了・提出(送信)」をするのを忘れずに。
紙の書類の準備 -->1-4月
採用時特別研究員受入承諾書 (3/10)-->1月
様式集からダウンロードして必要事項を明記し、庶務へ提出。
ちなみに、ポータルサイトからダウンロードしたほうが一部情報が既に書き込まれているため楽です。
こちらは大学の学長印が必要。
DC資格証明書を大学院・学部庶務へ提出 -->1月
様式集からダウンロードして必要事項を明記し、庶務へ提出。
ちなみに、ポータルサイトからダウンロードしたほうが一部情報が既に書き込まれているため楽です。
研究科長や学部長の印が必要。
追記
私は3/10までに事務への提出を求められました。研究科長や学部長印の申請には、学部ごとにそれ用の申請書が必要になる場合が多いので、必要ならばそちらも一緒に提出します。
追記 (4/6追加)
私の科では、様式1は学校側が日本学術振興会へ提出してくれますが、様式3については自分で回収して自分で提出でした。4/6に事務へ確認を取ったところ発覚....学校側が提出してくれると思っていたので危なかったです。ちなみに様式1、様式3はどちらも電子申請システムから登録可能なので、郵送は不要ですが、扶養控除申請書と一緒に郵送してしまったほうが楽かもしれません。
ここから先はまだやっていませんが今後やること。(4/1更新)
4月以降やること
在学証明書を発行 (4/8 まで)--> 4/1 発行
在学証明書を発行する。
4/1以降に発行したものである必要があるので注意。
4/1に早速発行してきました。
大抵、大学の自動証明書発行機などでも発行できるのではないでしょうか。
書類郵送 (4/8)まで -->4/1 郵送
扶養控除申請書郵送 押印 (4/8まで)
在学証明書(4/1以降のタイムスタンプで) (4/8まで)
を郵送。
ポストではなく、書留で郵送します。
(私は簡易書留で郵送しました。)
学振マイページの登録
2021年6月28日、メールで日本学術振興会研究者養成課から学振マイページ運用開始のお知らせが届きました。IDとパスワードを設定して登録をします。
学振マイページ(報告書等提出システム(Jシステム))の連絡
2021年7月1日、メールで日本学術振興会研究者養成課から報告書など登録システムの連絡が届きました。ここでログインに必要なパスワードを確認します。このパスワードは変更できないので、大切にとっておきます。
引き継ぎ 源泉徴収提出
学振採用前に給与をもらっていた場合(甲で)、確定申告を提出するよう独立行政法人日本学術振興会研究者養成課から連絡が来ます。 2021年7月21日にメールが届きました。(【提出締切日】は令和3年11月5日でした)
[対象]
* 令和3年4月採用者のうち、令和3年1月~3月までの給与所得の源泉徴収票がある
* 令和3年分
* 甲欄適用 (左下の「乙欄」欄に印がない)
* 退職日の記載
私は前職源泉徴収票のPDFファイル(電子媒体、または紙媒体をスキャンしたもの)のアップロードしました。 ちなみに、令和3年3月まで本会特別研究員として採用され、継続して4月以降も採用される場合には(再申請者の場合)、源泉徴収票を提出する必要はありません。
提出しないと絶対ダメというものではありませんが、出さないと自分で確定申告をしないといけません。